徳を積むことが良いことだとわかっていても、なぜ徳を積まなくてはならないのか?
ということが頭の中で整理できていなかったので、わたし自身への備忘録として法生先生に教えていただいたことをまとめてみました。
わたしたちはこの世に生まれるとふたつの方向から影響をうけるそうです。
ひとつめはご先祖さまからの影響、ふたつめは前世でどれだけの徳を積んだのかです。
前世でたくさん徳を積んでいれば、今世で良い場所に生を受けます。
人生のスタートが良い場所と悪い場所では、そのあとの苦労の度合いが違いますよね。
今世でも徳を積めば、自分を守ってくださるご先祖さまも自分の魂の成長にあわせて、さらに徳の高いご先祖さまに入れ替わり守ってくださるようになるそうです。
徳の高いご先祖さまに守られるということは、なにかあった時や自分の力だけではどうしようもない時などに、物事が良い方向へすすむようにお手配してくださったり助けてくださいます。
そしてそれは運が良くなるということにつながっていきます。
さらには自分が徳を積むことで、徳が足りなくて成仏できないご先祖さまの成仏を手助けすることができます。
今世でたくさんの徳を積み一生を終え亡くなると、徳の高い人ほどご神仏さまがいらっしゃる場所から近い場所へ逝くことができるそうです(俗に言う天国と地獄にはいくつもの段階があり、積んだ徳によって逝く場所が違います)。
そして輪廻転生を繰り返しながらたくさんの徳を積みつづける人は、いずれ神さまになっていかれるそうです。
良い人が早死にするというのは本当の話だとおっしゃっていました。
「もう今世ではこれ以上苦労する必要はないよ」と先導霊が良い場所へ連れていかれるのです(徳の高い人は先導霊がお迎えに来られます)。
法生先生が言ってましたが、徳を積んでいる人は積んでない人よりも願いごとが早く叶いやすいそうです(純粋な願いならさらに良い)。
それはそうですよね、ご神仏さまも徳を積んでいる人から願いごとを叶えてくださるのは当たり前のことだと思います。
だから縁結びをしても良い人や良いこと、良い仕事や良い物などに出会う速さが人によって違うのだとおっしゃっていました。
無理せずできる時にできる事をして、コツコツと徳積み貯金を増やしていくしかないですね。
わたしはその貯金額が目に見えると良いのになぁーといつも思っています。(ダメかな…笑)