金運教室に通われている志保さん(仮名)のお話です。
志保さんのおうちはご両親、兄二人、妹ひとりの6人家族で、志保さんは長女です。
ご両親はおふたりとも働かず生活保護を受給されていました。
長男さんは家に嫌気をさし、早いうちに結婚して家を出られたそうで、家を出てからはほとんど縁が切れている状態だそうです。
次男さんは家に引きこもり、働かず何もしないひとで妹たちに頼り切っているそうです。
妹さんは働いていましたが、職場でトラブルがあり辞めてしまい、妹さんまで働かなくなりました。
志保さんはふたつの仕事をかけもちして働いて、家族をささえていたといいます。
ご両親は志保さんにうまいことを言って洗脳しつづけ、志保さんが一生懸命働いたお金をむしりとっていました。
志保さんも家にお金を入れ続けましたが、何かおかしいと感じ法生先生のところにご相談に来られました。
ご相談にこられた際法生先生に『それは毒親だよ』と言われるまで、自分の親が毒親だとは気づいてもいなかったといいます。
法生先生は家に関わらないように志保さんにアドバイスし、家にお金を入れるのもやめさせました。
さらに実家のちかくに住んでいたマンションも引っ越しさせて、物理的に毒親から引き離しました。
そして家との縁切りの修法をし、精神的にも毒親から引き離すようにしました。
なぜそこまでしないといけなかったのかと言いますと、実家に帰るたびに志保さんは精神的に不安定になりおかしくなっていたからです。
しかし、このような家に生まれてしまった志保さんにも原因があります。
わたしたちはこの世に生まれるとふたつの方向から影響をうけます。
ひとつめはご先祖さまからの影響、ふたつめは前世でどれだけの徳を積んだのかです。
前世でたくさんの徳を積み、良い家柄に生まれたら苦労することはありませんし、良いご先祖さまの影響をうけます。
そしてこのようにしんどい家に生まれてくるということは、前世で積んだ徳が少なかったということになりますし、悪いご先祖さまの影響をうけるのは言うまでもありません。
法生先生は志保さんに自分の前世の悪行を消すための罪障消滅の法を教え、お経を読んだりして追善供養をするように伝えました。
そして法生先生は志保さんが徳を積んで、ご先祖さまに廻向(えこう)が送れるよう手助けをします。
- 追善供養とは亡くなった人の冥福を祈り、善行を積むことで故人の苦しみを取りのぞき、よりよい世界に生まれ変わるように祈る供養のこと。具体的には法要・仏壇への供養・お墓参りなどがあげられます。
- 廻向はここで積んだ徳を故人に送るための追善供養で、徳を送ることによって徳が足りず成仏できないご先祖さまの成仏の出助けをします。そうすることで悪い影響を受けないようにします。
現在志保さんは金運教室でお金の勉強をしながら、精神的にも強くなられ、二つかけもちしていた仕事もひとつ減らしました。
今は実家に帰っても不安定になることもなく、『わたし強くなりました!』とおっしゃっているそうです。