ある夜、法生先生の夢の中にスライム5体がつぎつぎと現れたそうです(先生は睡眠中でも霊視しています)。
それが良くないものだとわかっているので、先生はつぎつぎと現れるスライムを霊力で叩きのめしたそうです。
法生先生に成仏させて欲しいと頼ってくる霊なら良いですが、この時のスライムはあきらかに人に悪さをするものでした。
まだその時には誰に関する霊なのかが分からなかったのですが、二日後のセッションであきらかになります。
ある生徒さんが「先生、わたし死のうと思っていました」と言われました。
法生先生は「あぁ、この人に関する霊だったか…」と内心思いましたが口には出さなかったそうです。
この生徒さんは、このスライム(幽霊)5体のせいで超ネガティブ思考に陥り、もう少しで死を選ぶところでした。
このスライムの正体、自○で亡くなった旦那さんの弟さんだったそうです。
それも同じような感情をもつ幽霊4体を引き連れて、義姉を頼ってきていたのです。
徳のない人、自○した人は自分の力だけで成仏できません。
成仏できないということは、どんなに望んでも生まれ変わってくることができないのです。
だから自分を苦しみから救ってくれそうな人を頼ってきます。
それが今回は生徒さんだった訳です。
こうして成仏できない霊は長い時間をかけ、同じような感情をもった霊と合わさりいずれ怨霊となっていきます。
もしこのように成仏できない近親者やご先祖さまがいらっしゃったら、頼られる人や子孫はたまったものではありません。
だから私たちは先祖供養や追善供養をし、徳を積んで廻向(えこう)を送るようにします。
- 追善供養とは亡くなった人の冥福を祈り、善行を積むことで故人の苦しみを取りのぞき、よりよい世界に生まれ変わるように祈る供養のこと。具体的には法要・仏壇への供養・お墓参りなどがあげられます。
- 廻向はこの世で積んだ徳を故人に送るための追善供養で、徳を送ることによって徳が足りず成仏できないご先祖さまの成仏の手助けをします。そうすることで悪い影響を受けないようにします。
法生先生は夢で義弟をふくめスライム(幽霊)5体を叩きのめしはしましたが、その後ちゃんとご供養して成仏させました。
良い場所へ逝くのは無理でしょうけど、来世生まれ変わってくることはできますからね。
徳を積みましょう!
自分自身が徳を積み廻向を送ることで、徳が足りずに成仏できないたくさんのご先祖さまが救われます。
そして自分が逝くとき、ご神仏さまの少しでも近くへと逝けるように…さらには来世、今より良い場所へ生まれ変わって来られるように…