父の思いと自責の念

法生先生はご相談者の方のご相談内容によって、故人の言葉をお伝えすることがあります。

それはご相談者の方にとっては、これからその方が生きていく上での励みになるであろうと判断したときにだけお伝えしているそうです。

ご相談者のAさんは60代、従業員数百名をかかえる会社の経営者です。

ご相談内容は「最近、会社の経営がうまくいかなくて…それが亡くなった父に対してたいへん申し訳ないと思っています…」とのことでした。

会社は亡くなられたお父さまから引き継いだ会社だそうで、ご主人が手伝ってはいるもののほとんどお一人でがんばって来られたような状況でした。

なので会社がうまくいってないのは自分のせいだと、自責の念に苛まれていらっしゃったそうです。

物事がうまくいかない時は運気のせいであれ、霊的な問題であれ、何かしらかならず理由があります。

事前に霊視と占術でAさんご夫婦を視ていた先生は「失礼ですが、旦那さんの家系に○に関する事故やそれに関する自○などで亡くなった方はいませんか?」と聞きました。

するとAさんは「そういえば、○関係で亡くなった方が何人かいると主人から聞いたことがあります」とお答えになったそうです。

会社がうまくいかないのはその方たちから悪い影響を受けているのが原因で、Aさんが悪い訳ではありませんでした。

自分の家系にはそういう人はいないから関係ないと思われるかも知れませんが、結婚していたらお相手の家系も必ず関係してきます。

こういう家系は決して多くはないそうですが、やはり問題が多いそうです。

先生はその方たちをご供養し成仏させることで、Aさんの家に悪い影響が及ばないように修法しました。

そしてAさんがお父さまに対して大変罪悪感を抱いていらっしゃったことについては、

「会社がうまくいかないのはAさんのせいではないし、お父さんも決してAさんが悪いなんて思っていません。ずっと見守っているからがんばりなさいとおっしゃっていました」とお伝えすると号泣されていたそうです。

泣くことはとても大切なことです。

泣くことで、たまった良くない感情が解放され心が和らぐからです。

先生がおっしゃっていましたが、故人とお話する時は深い定(じょう)に入り、じっと修法に没入している時にやっとお話ができるのだそうです。

それに故人が逝かれた場所によっては、お話どころではないともおっしゃっていました。

先生ほどの霊能力者でも、このようにしないと故人と話すことは簡単ではありません。

なのでその場で故人が「○○と言ってます」と言うことなどは、あり得ないとおっしゃっていました。

何かあるとご自身を責めて苦しまれる方がたくさんいらっしゃいますが、このように違う原因であることも多いです。

ご自身を責めてしんどくなる前に吐き出しに来てくださいね。

応援ポチっとおねがいします

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次